TOP ガジェット New Alienware m15 R3 | ゲームもクリエイティブもこれ1台、最強クラスのノートPC #デルアンバサダー
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New Alienware m15 R3 | ゲームもクリエイティブもこれ1台、最強クラスのノートPC #デルアンバサダー

みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。

普段はドスパラのクリエイター向けPC「raytrek」を愛用している私ですがミドルタワーで巨大、しかもホコリ避けのために机の上においているので、かなりの専有面積を誇ります。

もちろん持ち運ぶなんて不可能で、この躯体を出先で使いたいなら、リモートデスクトップでアクセスするくらいしか思いつきません。

自宅は昔の農家の家で、書斎は本宅からドアを介した「離れ」に存在しています。集中して作業に取り組むには最適なのですが、本宅で子供の面倒を見ながら作業することは出来ないんです。

いい方法はないかと考えていたところ、ちょうどDellさんのアンバサダー・プログラムでゲーミングノートPC「Alienware」のモニターを募集していたので申し込みました。

開封・デザイン


開封といっても新品ではなくレビュー用の機体なのでアレですが、ゲーミングの高額モデルなのでしっかりとした箱ですね。

同じDellでもビジネス用のものは質素な茶色箱が多いので、満足感は高いです。


外観は角張った感じ、ゲーミングらしく無骨なイメージですがシンプルに纏められていて結構好きです。


同梱物は本体とアダプター、その他保証書やマニュアル等もろもろ。アダプタは珍しい形状ですね。

アダプタの厚みはこんな感じ、薄いのでPCと一緒にバッグには入れやすそうな感じ。本体が大きく重いのでバッグに入れることはそうそう無いでしょうが…

蓋にはAppleのリンゴマークならぬエイリアンマークが…

レビュー機 スペック

CPU10世代 i7-10750H
メモリ32GB
GPUGeForce RTX 2080 SUPER
ディスプレイ15.6インチ FHD 144Hz

これで実売価格30万円前後、レビュー機は前の世代のモデルで現行モデルだとCPUやGPUは後継になっています。

ポート類


まずは左側、有線LAN・USB3.0・ヘッドセット端子


右側にはUSB3.0が2つとMicro SDカードリーダー。

ただSDカードリーダーは現行モデルで排除れているようなので、そこは残念。


背面は映像出力用のHDMIとminiDP、電源も供給できるThunderboltにACアダプタ用のポート。

ゲーミング用の高性能モニターの中にはDP接続でないと本来のスペックを発揮できないモデルもあるので、用意されているのは嬉しい。


背面に電源と映像がまとまっているのも、自宅でで外部モニタを利用する際にはスッキリとケーブルをまとめられるので良いですね。

キーボード


打鍵感はかなり好きです、例えるなら2015までのMacBook ProやLogicoolのMX Keysのような感じ。

ゲームはもちろんブログの執筆等タイピングメインでも十分使えます。

液晶


想像以上に良かったのは液晶で、144Hzのおかげかかなりヌルヌル動きます。

私は今まで60Hz以上のモニターを使ったことがなかったので、ノートパソコンのモニタでこの滑らかさなのにはかなり驚きました。

とはいっても15.6インチのサイズ感で照準をあわせたり細かな作業は少し難しそう、私のようなおじさんではなく動体視力の良い若者であれば大丈夫でしょうけど。


ベゼルの太さは、まぁ普通ってな感じですね。ゲームや作業中に特に気になったりしない程度です。

音関係


スピーカーはありますが、正直あってないようなものでスカスカです。仕方が有りませんが、音楽鑑賞にも耐えられないかな…?というレベル。

音質が良くないというのもありますが、それ以上にファンがうるさい。普通に起動しているだけの状態でも回っているのでヘッドホンしないと作業は出来ません。

カフェとかでノマドワークを考えている場合は、うるさすぎて周りに迷惑をかけるので不可能と思ったほうが良いでしょう。

Alienware Command Center


他のゲーミングデバイスと同じ様に、本体をコントロールするソフトウェアが用意されています。

ファンの速度や、タッチパッドの感度・CPUオーバークロックの設定、もちろんキーボード等ライティング部分のカラー設定も可能なので、自分だけのオリジナル仕様にカスタム出来ます。

実動レビュー

私の使い方として、メインになってくるのが動画編集(AE Premier)とゲーム(Valorant)です。

正直に結論から言うと、十分メインPCとして使えるというのが感想です。動画も4K素材を山ほど使ったり3DCGをゴリゴリやっていくのは難しいですが、Youtube用の動画編集や簡単なモーショングラフィックであれば快適に編集可能です。

ゲームもFF14を最高画質で…なんて高望みをしなければ、普通以上のクオリティを楽しめます。ちなみにValorantは余裕でした。

AfterEffects編集動画

プレビューの作成も早く、3Dでカメラを使ったような映像も問題なく作成可能です。

Valorantプレイ動画

カメラ越しの映像でもわかるように、かなりのヌルヌル具合です。

Alienware mシリーズ をオススメしない人

ゲーミングノートPCというだけあってスペックはかなり高く快適に使えるPCではありますが、一方かなり癖が強く、利用シーンを選ぶのも事実です。

まずは弱点からおさらいしておきましょう。

  • 重くて持ち運びには向かない
  • ファンの音がうるさい
  • バッテリー持ちはそこまで良くない

ということで、ノマドワークや大学の講義用PCといった外で作業するというスタイルには向いていません。

Alienware mシリーズをオススメする人

Alienware mシリーズの使う場所は基本家で、あくまでもメインPCとして使う使い方です。

それならラップトップで良いじゃん?と思うわけですが、やはり大きな違いは重いと言っても持ち運べると言うこと。

移動する母艦というのは実は便利で、例えば自宅でリビングや書斎など作業する場所を変えたいであったり、例えば長期休みは実家に帰省する学生であったり、例えば単身赴任の会社員であったり。

拠点が2つ以上あっても環境を変えることなく作業やゲームが出来るのが最大のメリットですね。

まとめ:利用シーンを選ぶがノートでハイスペックはやっぱり魅力

レビュー用に貸出されてから1ヶ月弱使い倒しました。

使う前は、ゲーミングって言っても所詮ノートPCでしょ?というイメージだったのですが、今回考えを改めさせられる事に。

今使っているメインPCが駄目になったら候補に入ってくるレベルで気に入りました…「返すの嫌だなぁ」