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iPad歴1日の私が、iPad Proでブログ執筆環境を整えて感じた事

みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。

動画製作をMacBook Proで行なっているのですが、長時間の物が多く、エンコードに3時間かかったりします。

その間に外出の予定が入ったりすると、エンコード中のMacBook Proを持ち運ぶ訳にはいけないので、移動時間など予定の合間のブログ執筆環境がなくなってしまう。

そういえば事務所に使っていないiPad Proが余っていたなーと思い出し、今まで敬遠していたiPadを使ったブログ執筆に挑戦してみる事にしました。

iPadを使っていなかった理由


私は根っからのPCユーザー。
ネットサーフィンからクリエイティブ活動に至るまで、ありとあらゆる場面でMacBook ProとデスクトップPCを利用しています。

特にデザインや動画製作、ブログの執筆というクリエイティブな作業に関してはPCのマウス(トラックパッド)+キーボードを利用しないと違和感を覚える程でした。

逆にスマートフォンはTwitterなどのSNSやネットサーフィンといった軽い活動がメインで、移動中やダラダラしている時など、これもまた頻繁に使っています。

iPadはその中間で、私としては中途半端な立ち位置な印象。ガッツリとした作業はやりにくく、軽い作業にはオーバースペック気味で正直持て余していました。

文章入力専用のサブ機と考えるとiPadもいいかも

冒頭でお話したとおり、事情があってiPadを正式に使い始めた感想とすると、ブログを「書く」事に特化させれば使いやすい。

画像の編集や写真の現像など何でもこなそうとすると、痒いところに手が届かない感をおぼえますが、文章を書くという点では余計な作業が出来ない分集中できるかも。

ということで、私の中でのiPadは文章執筆専用機として活躍することになりました。

執筆には外部キーボードが必須

iPadを執筆専用機として使うのであれば、Smartkeyboardなどの外付けキーボードが必須となります。

出先ではシンプルにSmartkeybordで決める


SmartkeybordはApple純正のカバータイプのキーボード、面倒なペアリングやケーブルでの接続が不要で、iPad Proであれば側面の専用端子に接続すれば簡単に使えます。

キータッチはあまり好みでは無いのですが、MacBook Pro 2016のバタフライ式と比べると涙が出るくらい打ちやすいので許容範囲内でしょう。

私はUSキーボードを選んでしまったのですが、日本語を入力する場合”かな英数ボタン”の有無の問題でJISキーボードをお勧めします。

腰を据えた執筆にはLogicool Craftを使用


メインで使っているキーボード「Logicool Craft」ですが、BluetoothでiOS機器にも接続できます。

Logicool最高峰のクリエイター向けキーボード「CRAFT」レビュー

もちろんiPad Proでも利用できるので普段のキータッチをそのまま使えるのが嬉しい。

MacBook Proと並べて使う際はEasy-Switch機能を用いてボタンひとつで対応機器の切り替えをおこないます。

テキストアプリ「Bear」で複数機器間を同期


iPad執筆生活の効率を大きく向上してくれたのがBearというテキストアプリ。可愛らしくシンプルなデザインのため、文章の執筆に集中できるのが特徴。

使い慣れたMarkdown形式にも対応しており、スムーズに入力ができます。

1年間¥1,500のサブスクリプションでProライセンスを入手すると、iCloudで複数のデバイスを同期できます。

WordPress直接投稿には対応していないのですが、元々投稿はWordpressの管理画面を使うタイプだったので、本文をコピーして管理画面で画像やリンクの挿入を行なっています。

12.9インチ・10.5インチのどちらを選ぶ?


現行のiPad Proに用意されているサイズは2種類ですが、私は両方使ってみて10.5インチに決めました。

iPad Proの位置付けとして、あくまでもサブ機。スペックが要求される作業に関してはMacBook Proを利用します。

持ち運ぶ前提なので小さいに越したことはありません。Spilit Viewでブラウザとエディタの2画面表示したい時以外は必要十分な大きさです。

逆に12.9インチを持ち運ぶくらいなら、MacBook Proを持ち運んだ方が良いというのが私の結論。

Apple Pencilはどうする?

現在目下の悩みがApple Pencilを買うかどうか。様々なブログで絶賛されており買えば幸せになれるような気がしてきます。

ただ、やはりネックなのがその価格。ペンデバイスに1万オーバーの金額を払うとなると躊躇してしまいます。

特に絵を書いたりするわけではないので、実際に使うかどうかも不明。これは、iPad Proを使い込んでから購入するかどうか検討することにしましょう。

iPad Proで執筆作業を行う上でのデメリット

ここまでiPad Proを使った上でよかったことを書き連ねてきた訳ですが、未だに慣れない点ももちろんあります。

画面をタッチする操作に慣れない。

スマホを触る分には気にならなかった事なのですが、iPadに外部キーボードを接続してPCライクに使っていると、画面にタッチできるという当たり前の事実を忘却してしまいます。

「画面のスクロールってどうやるんだっけ」と1秒くらい思考停止するのが自分でもバカだなーと思います。

トラックパッドが恋しい

私はかなりトラックパッドを多用しており、特にジェスチャー機能にはお世話になっています。

iPadを操作している時もつい癖でテーブルの上でスワイプしている…なんて事が起こっています。

Mission Controlが恋しい

Macには複数の仮想デスクトップを管理できるMission Control機能がありまして、アプリケーションをそれぞれのデスクトップに割り当てる事でスムーズなマルチタスクが可能でした。

iPadの場合アプリ切り替えはiPhnoeと同様なので、スムーズではありません。
特に画面に手を触れていない外部キーボード利用メインの場合、結構なストレス。

Cmd+tabでアプリの切り替えを行うことはできますが、体に染み付いたトラックパッドを「スー」っとする流れは中々消えてくれないのです。

結論:万人にはオススメ出来ないけど、目的に合うとかなり使える

Apple製品情報系のブログではかなり評価の高いiPad Proですが、万人にオススメできるかと聞かれると、そうでも無いと思います。

目的に合致しなければ以前の私のように、ただの板として扱われてしまうかも。

ただ、iPadを使う明確な目的があるのであれば、これだけ軽くコンパクトでハイスペックな端末は無いので、幸せになれるでしょう。

iPadを検討する場合は、ぜひApple Storeや家電量販店で実機に触れてからにしましょう。