TOP DTM Steven Slate Drums レビュー | 手軽でコスパの高いドラム音源 SSD5.5 を導入しました
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Steven Slate Drums レビュー | 手軽でコスパの高いドラム音源 SSD5.5 を導入しました

みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。

私がDTMを始めた当初から使っていたドラム音源が、XLN Audio社のAddctive Drumです。

初心者にも人気のあるドラム音源なのですが、当時現行だったSONARの最上位版になんと付属していたんですよね。

SONARのヘビーな信者だった私はそれ以降ずっと使い続けていたのですが、最近は流石に音に飽きてきて音色を増やしたいなということでドラム音源を物色していました。

【2024.12.31まで】なんと59%オフの$49 約7500円の驚き価格


そんなこんなでBlackFridayに合わせて様々なドラム音源を検討しており、最終的に良いなーと思っていたのがGGD(GetGood Drums)のModern & Massiveだったのですが、買おうと思ってカートに入れる寸前、SSDが衝撃価格で販売されました。

少し前に値付けミスで同様の価格になったことはあり修正されていたのですが、今回は本当にセール価格が$49のようです。1万円切るのであれば流石にこっちでしょという事でSSDを導入することが決定しました。

ロックやメタル向けのパワフルドラム音源は私の曲に合うのか問題

SSDのデモやレビューを見ていると、やはりパワフルな曲に合わせて作られているように感じます。

私の曲はというと、民族調だったりポップスでも可愛かったり爽やかだったりな曲調が多いわけです。

そんな私でも使えるのかというと…特に問題なく馴染んでくれました

意外とプリセットが多い


激しく力強いドラム音源ですが、それ以外にもジャズやポップス向けのプリセットも用意されています。

特に拡張パックなどは買っていませんが十分な量が揃っています。Jazzみたいな名前もありますが、Jazzっぽいかどうかは微妙なので雰囲気を感じ取って選択するのが良いかと。

パラアウトしてしまえば何とでもなる


楽器ごとに別のトラックに割り当てるパラアウトですが、SSDの場合結構簡単に出来ます。

それぞれ割り当てたトラックにEQなりコンプなりエフェクトを掛けてしまえば曲に馴染ませるのは問題なく可能です。

グルーヴライブラリについて


SSDには他のドラム音源にもあるようにリズムパターンが収録されており、拡張パック無しでもかなりの数になります。

最近では当たり前の機能ですが、グルーヴライブラリからDAWにドラッグ&ドロップすることで、MIDIデータを持ってきて編集することも可能です。

リズムパターンは基本的に自分で打ち込むことが多いですが、どうもマンネリ化してしまうので、こういったフレーズ集から持ってくるというのも手数を増やすという観点からアリかも。

特にフィルなんかは使い勝手が良く、自分では思いつくことも出来ないカッコいいフレーズが多いので、上手く利用していきたいですね。

Edit画面の使い勝手はあまり良くない


EQやコンプなどの調整が出来るEdit画面…正直ここは微妙。

できる作業内容としては他のドラム音源と同じような感じなのですが、いかんせん見づらい。

直感的に操作することが難しいので、ある程度調節したらDAW側で弄った方がいいかなーという感じです。

…と言いましたが、正直プリセットのままで音が良いのであまり弄る必要は無い気もします。

好きなプリセット

せっかくなので、一通り触ってみて好きな音がするプリセットをピックアップ。

フレーズ集から適当に組み合わせて作っており、ポップスに合わせるのを想定しています。

① SSD Deluxe1 → 04 Deluxe Indie → Deluxe Indie 05


軽めで比較的何でも合わせやすそうなプリセット。

パーカッションのループ素材なんかと組み合わせても良さそうな感じ。

② SSD 5.5 Designer → 01 Core Kits → Cut Ya


キックとスネアの力強さがありつつも、そこまで激しすぎないちょうどいいバランス。

アニソン系とかハイテンポな曲調に良さそう。

③ SSD 5.5 Designer → 01 Core Kits → Summer Of 62


ヴィンテージっぽさもありつつ、余韻が無くてファンクとかシティポップにも使えそう。

拡張パックについて


この記事執筆時点で拡張パックが6種類でています。セール時でSSD本体と同じ値段なのは「う~ん」といった感じですが、同社のTriggerというドラムリプレイス音源でも使えます。

既存のドラムを別の物に置き換えるというツールですが、これに関しては所持している音色の数が正義といった側面があるので、作曲だけでなくパラミックスもするといった方はいくつか気になったパックを買っておくのが良いかと。

CLAなんかは全般的に使いやすい音をしているなーと感じます。

まとめ:安くて音が良いドラム音源! 初心者にもオススメです

セール時1万円を切るという高コスパ、プリセットを選ぶだけで完成された音が出るドラム音源という事で、ドラムのMixが苦手という方でも使いやすいプラグインです。

セール時に同価格帯の有料音源としてよく紹介されるBFD3は自分でMixをきっちりしないと馴染まない部分があるので、お手軽に使いたいという方はこっちの方が良いかな。

「あまりドラムの音源持っていない~」という場合は、何も考えずにポチれば幸せになれますよ。