KKmoon 5.25インチ 内蔵カードリーダー | 中華メーカーの激安SDカードリーダーを自作PCに組み込んだよ
みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。
今まで使っていたUSB接続タイプのカードリーダーが認識しなくなり買い替えを余儀なくされたのですが、外付けでなく内蔵のものにしたかったのです。
とはいえ内蔵カードリーダーのメーカーは良くわからないため、とりあえずAmazonで最安レベルの中華メーカーの物を購入してみました。
仕様の説明も何も見ずに外観と価格のみで選んだので、良かった所・イマイチな所と両方兼ね備えていますが、とりあえず問題なく使えているのでOK。
目次
開封・外観・同梱品
いかにも中国からやってきました感のあるパッケージで届きます。香港にある三鑫天威というメーカーの商品らしいですね。
同梱品も簡素で本体と保証書と取り付けネジのみ。
一応6種類のカードリーダーとUSB3.0 Type-Aのポートがあります…がSDカード以外を使う事は当分無さそうな感じ。
全面パネルはメッシュで私の使っているPCケースと合いそうな事が、このアイテムを選んだ理由のひとつでもあります。
基盤にケーブルが付いているだけの簡単な造りですね、カードリーダーはUSB2.0・USBポートはUSB3.0でマザーボードにそれぞれ接続します。
取り付け方法
生活感バリバリのPCでお恥ずかしい。
PCケースはCOOLER MASTER社のHAF-Xというゲーミング用のケースで糞みたいにデカイです。私はこれをスーツケースと呼んでいます。
組んだ当時はCPUをオーバークロックしたり巨大なCPUクーラーを取り付けていたりしたのですが、今では中身がコンパクトになり筐体サイズを持て余しています。
ただ、メンテナンス性はかなり高い。
フロントパネルのひとつを取り外してカードリーダーを取り付けます。
HAF-Xは片面はボタン式・もう片方はネジで固定します。
本体から伸びているケーブルをマザーボードの対応する端子に接続します。
…が今回USB3.0の端子が埋まっていたので諦め、カードリーダーだけ接続する事にしました。
転送速度はそれなり、現状は満足かな?
転送速度を見てみましょう。
使用したSDカードはSamsungのEVOPlus 64GBで、Class10 UHS-I U3、最大読出速度100MB/s、最大書込速度60MB/s、1枚2,000円ほどの一般的なものです。
ベンチマークソフトCrystalDiskで確認すると、いずれも40MB/sとまずまずと言ったところでは無いでしょうか。
8GBくらいのデータの転送で4分くらいの速度になりまして、普通に使う分なら問題はなさそうです。
KKmoon 5.25インチ 内蔵カードリーダーの良いところ
そこそこ見た目がいい感じ
価格も価格なので材質もプラスチックを想像していたのですが、金属パネルを利用しており安っぽさはあまり感じません。
オシャレとは言い難いですが、そもそもケースがゲーミング用でオシャレでは無いのでいい感じに馴染んでくれています。
Amazonの余ったポイントで帰るくらい安い
内蔵カードリーダーはこの商品でなくても意外と安く、2,000円弱で売られています。
もしデスクトップPCでスロットが余っているのであれば取り敢えずつけておいて損は無いでしょう。
また意外と5.25インチのものが少なく、見た目と価格のバランスが取れていたのがこの商品でした。
KKmoon 5.25インチ 内蔵カードリーダーの悪いところ
USB2.0なので転送速度が遅い
説明を見ずに購入したので、接続方法を確認していませんでした。
現状ストレス無く使えているので良いのですが、せっかく内蔵するのであれば速度が出たほうが良いのかなとも思います。
USB3.0対応のものにすればもう少し早くなるのかな?と考えたのですが、そもそも内蔵のカードリーダーは選択肢が少ないので妥協すべきポイントなのかもしれません。
ただ、初めから購入する場合はUSB3.0かそのほかの接続方式のものを選んだ方が良いですね。
3.5インチになりますがこの辺が定番なのでしょうか。
まとめ:特にこだわらないので「安くて使えりゃええねん」の精神
読み取り速度などウィークポイントもありますが、データ転送中は他の作業をしていますし、大容量のデータをやり取りする訳でもないので問題ないかなと思います。
現状エラー無く動いてくれているので、PCに直接させるようになった事のメリットの方が大きいです。
そもそも価格が安いので壊れたら買い換えるくらいの消耗品として使っても元は取れそうな気はします。