Meta Quest 2 レビュー | 最も手軽なVRヘッドセットを買いました
みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。
ガジェット好きなら一度は購入を検討したことがあるであろう、VRヘッドセットことMeta Quest2。
PCやゲーム機を必要とせずスタンドアロンでVR楽しめるデバイスです。
発売当初から購入しようか検討していたのですが、悩んでいる間にOculusからMetaに名前が変わったり、値上がりしたりしましたが、ようやく購入にいたりました。
目次
Meta Quest2 64GB 開封レビュー
早速ですが、嘘をついておりました。購入したのは”Oculus” Quest2です。はい、中古品です。
現行品は2万くらい価格が上昇し、6万円弱になってしまったので買うのをあきらめていたのですが、ちょうど旧モデル64GBの美品が格安で販売されていたのを購入しました。
しかしながら旧モデルとは言え、性能や機能はストレージの容量を除けば現行機種と同じなわけです。
同梱物は本体・コントローラー・ケーブル・アダプター・説明書類・眼鏡スペーサーなるものが付属しています。
本体にはOculusの刻印が入っています、現行はMeta社の微妙なロゴマークに変わってしまっているのである意味ラッキーかも。
ヘッドストラップはゴム製、結構汗を吸うパーツなので心配していたのですが変色等は無くとても綺麗。前ユーザーはほとんど使っていなかったんでしょうね。
このデフォルトストラップは評判が良くないのですが、個人的に今のところ問題なさそうです。動きの激しいゲーム等をすると変わってくるんですかね。
問題は顔が当たる部分でスポンジ状になっています。美品とはいえ流石に赤の他人と触れ合いたくないのでシリコンのカバーを別途購入しました。
現行のMetaQuest2ではシリコンカバーが標準装備されているようです。
音量ボタンは本体下部に付いているのですが、これが押しづらい。
画面内操作でも音量調節可能なのですが、ゲームアプリ等を開いていると物理ボタンで操作したくなります。
ただ下についていると力の入れ具合によってゴーグルがずれる事があるんですよね。できればサイドにつけて欲しかったというのが本音。
左サイドにUSB-Cとイヤホンのジャックが備え付けられています。
Bluetoothも接続できますし、なんならスピーカーが付いているのでイヤホンなくても音は聞けます。
周りが気になる際はイヤホンで楽しみましょう。
お次はコントローラー。2つのボタンと2つのトリガー、1つ本のスティックで操作します。この配置慣れると結構使いやすい。
周りについている輪っかはガードで手を振り回して物に当たった際に手を守ってくれます。
使い始める前は正直邪魔だと思っていたのですが、現実の視界が奪われるVRヘッドセットの場合必須であることを体感しました。
プレイするアプリによりますが、結構激しくコントローラーを振る事があるのでストラップは必須ですね。
コントローラーは充電ではなく単3電池で駆動します。一瞬ゲームボーイかよと思いましたが、バッテリー切れの際すぐ交換できる方が何かと便利かもしれませんね。
私はAmazonの充電電池に交換しました。
MetaQuest2の使い道・活用について
買ったは良いもの、蓋を開けてみれば結局使いどころが見つからず売ってしまうというのがVRヘッドセットにはつきもの。
私は購入してから、ほぼ毎日のように使っているので、そんな利用用途をご紹介します。
VARKで推しのライブ映像を見る
私がMetaQuest2を購入したきっかけは推しのVRライブ映像を見るというもの。
VARKというプラットフォームで視聴する訳ですが、スマホ用や普通のライブのようにWeb配信もしています。ただVRヘッドセットを使うと没入感が比べ物にならないくらい凄いという口コミがあったのです。
そこで試してみたところ控えめに言って最高でした。
ダイエットにも最適?疲労感が半端ないゲームアプリ「The Thrill of the Fight」
VRライブは毎日やっているわけではないので、基本的には動画をみたりゲームをしたりで使うことになります。毎日使っているのはこのアプリですね。
その中で一番プレイしているのが「The Thrill of the Fight」というボクシングのアプリ。ボクシングといっても移動したりする必要はなく、相手をただただパンチするというシンプルな構造になっています。
これが非常に疲れます。1試合プレイしただけで大量の汗をかいているのでダイエットにもよさそう。
990円とVRのゲームとしてはかなり安い設定になっているので「Quest2買ったけど何をしたらいいかわからない」という方は是非プレイしてみてください。
ただし、3日くらい筋肉痛に襲われます。
Meta Quest2は眼鏡で使えるか問題
物理的には小さい眼鏡であれば使用可能です。ただ、実用するとなると実質不可能かなという感想。
1番最初に気になった部分が、初期設定の際でヘッドセットの画面とスマートホンのアプリをいったり来たりしないといけないんですよね。
眼鏡をかけたままVRヘッドセットを装着する際は必ずポジションの微調整が必要となるので着けたり外したりはかなりストレスが溜まりました。
また動きの激しいアプリですと高確率でずれます。
ROOXのMetaQuest2専用オーダーメイドレンズを購入したところストレスは全くなくなりましたので、目が悪い方が快適に楽しむには専用レンズが必須かと思います。
Meta Quest2 ストレージが少ない問題
Meta Quest2はスタンドアローンで動作する関係上、アプリ等のすべてのデータは本体に保存する必要があります。
動画などのコンテンツを大量にダウンロードするなら別ですが、基本的にはストリーミングが中心ですしアプリもそこまで大量にはダウンロードしません。
そもそもMeta Quest2向けのアプリは3000円くらいするものが多く、ストレージを圧迫するくらい大量に購入すると財布がヤバいです。
また、大型のゲームはケーブルでPCに接続して使うことになるので、容量には重きを置かなくて良いかと思います。
Meta Quest2 バッテリーの持ちが悪い問題
レビューを見ているとバッテリーが少ないという意見を見かけます。
ゲームのプレイは長くても1時間、ライブや映画鑑賞等は動き回る必要がないので長めのケーブルで給電しながら視聴すれば問題なし。
ケーブルはOculus Link対応の物を買っておけば、将来PCVRをする場合にも使えますね。
長めのRPGゲーム等をしたい場合はモバイルバッテリーホルダーでも買おうかと思いますが、そもそも長時間プレイしていると酔いそうな気もしますね…
まとめ:インドア派におすすめ? 意外とダイエットにも使える楽しいデバイスです
映像作品を見るために購入したMetaQuest2ですが、汗を大量にかくという発見からダイエットメインで使うようになりました。
普段全く外に出ない私でも、運動している気分になれるので、全オタクにちょうどいいデバイスかと思います。
現行品は結構値が張りますが、中古の美品を見つけるなり、セールで安くなっている際に探してみてください。
2023.6.2追記:Meta Quest3も出るようです
買ったばかりでアレですが、後継機種のMeta Quest3が発表されました。デザインが一新され、画質やスペックが向上するようです。
現状でも十分満足なのですが、新しいデバイスっていうのはワクワクしますね。