真夏の伊勢神宮の後は「伊勢天然温泉 安土城下の湯」でサッパリと
みなさまこんにちは、YAMINABE RECORDSのいしぐろ(@YR_ishiguro)です。
7月半ばの伊勢神宮フォトウォーク、記事でも書きましたがかなり気温が高く終わった頃には汗だくになっていました。
車で来ていたので帰ろうと思えばそのまま帰れるのですが、どうしても汗を流したい。ついでに前日ほとんど寝ていないので軽く休憩もしたいところ。
ということで、伊勢神宮最寄りの五十鈴川駅から車で行動出来る範囲でいい感じの温泉を探したところ、面白い場所を発見したのでレポートします。
紹介するのが温泉という都合上、建物内の写真は撮れませんでしたので公式サイトの写真を引用しつつご紹介します。
目次
神宮から少し離れているのが嬉しい「安土城下の湯」
GoogleMapで検索すると近くに何軒か温泉やスーパー銭湯が見つかります。
安土城下の湯は距離が少し離れて海側の二見浦方面にあります。ただ伊勢二見鳥羽ラインのお陰で15分程度車を走らせれば到着しますし、道もわかりやすい。
そして神宮から離れているお陰か、暑い日のお昼間でも混雑しておらず快適に入浴する事が出来ました。
食・遊・癒 全てが楽しめる観光スポット
安土城下の湯は、伊勢安土桃山城下町の中にあります。
織田信長が築城した安土城を原寸大で再現しているのですが、なぜ滋賀県にあったはずの安土城を伊勢に作っているのかは謎です。詳しい人は教えてください。
全体としては一種のテーマパークで、資料館や劇場・迷路・忍者屋敷など色々な建物があり、年長〜小学生くらいの子供が楽しむのに良さそうなイメージ。
遊びの他、伊勢名物の買い物を楽しめるお店や、新鮮な魚介類を食べられる飲食店も揃えられているので、朝から遊んで・ご飯を食べて・お土産を買って・温泉に入って帰る。と1日遊んでいられるスポットです。
温泉だけの利用ももちろんOK
城下街内すべてのアトラクションを楽しめる1Dayパスポートが5,000円弱で販売されていますが、今回の私のように温泉だけの利用も可能。
1,000円と入浴料としては普通な感じで、露天風呂と3種類の内湯が楽しめます。
浴室内も畳ばり!?全国でも珍しいお座敷風呂
引用:伊勢安土桃山城下町
この温泉の特徴のひとつとして、浴室・脱衣所全体が畳ばりという所が挙げられます。
ふやけたり、カビが生えたりしないのかと不安になりますが、防菌防カビの特殊素材を使っているそう。
これが思った以上に快適でして、よくある石張りやタイルと違い滑りにくく暖かい。もし転んだとしてもダメージは少ない。
子供が居ると注意をしていても転けてしまうことがありますが、これなら安心です。
色々なお湯が楽しめる
もうひとつの楽しい特徴がお湯の種類。温泉大国日本でもあまり見ることがない個性溢れるお風呂を楽しむことができます。
榊原温泉の露天風呂
引用:伊勢安土桃山城下町
温泉といえば露天風呂。夏の暑い日でも冬の寒い日でも湯船に浸かりながら開放的になりたいものです。
安土城下の湯の露天風呂に使われているのは、三重県津市にある榊原温泉のお湯。清少納言の枕草子では「湯はななくりの湯(榊原温泉)、有馬の湯(有馬温泉)、玉造の湯(玉造温泉)」と残されているほど。
※ななくりの湯は別所温泉の七久里の湯という説も有り
湯質はアルカリ性単純温泉で、かなりヌルヌルする。おっさんでも入ったその瞬間に肌が滑らかになったのがわかるほどでした。
ヌルヌルのおかげで浴槽がとてつもなく滑りやすいので注意が必要です。注意書きを読んでおらず盛大に転けた私が言うので間違いありません。
泥炭素風呂
引用:伊勢安土桃山城下町
アトミック・カーボン(原子状有機炭素)をペースト状にした物がお湯に溶かされており、捻挫・傷・皮膚病・腰痛・低体温の改善などに効果があるとの事。
正直プラシーボ効果じゃないのかと思うのですが、何か体に良さそうではあります。
お湯をよく見て見ると、黒い細々した粒子が浮いているので、それがアトミック・カーボンなのでしょう。
単純に炭には殺菌作用があるので、衛生的なのは間違いなさそうですね。
バナナ葉風呂
引用:伊勢安土桃山城下町
見た目のインパクトからして凄いのですが、湯船にバナナの葉っぱがそのまま浮いています。
小学生の男の子が「スゲー」と言いながらはしゃいでいたので、子供受けも良さそう。
バナナの葉は滅菌材・創傷被覆材として注目されているようで、安土城下の湯では国産完全無農薬バナナの葉が使われているそう。
効能としては、アロエに近い感じなのでしょうか。
高濃度炭酸水素イオン泉
引用:伊勢安土桃山城下町
高濃度炭酸水素は炭酸ガスが溶け込んだお湯のことで、血行を良くしてくれるとか。
専門用語の連続で難しいことはわかりませんが、単純に37度前後のぬるめのお湯はゆっくり浸かっていやすいです。
炭酸の泡が身体を覆ってくれるので、そこはかとなく気持ちい。
建物やロッカーが綺麗で過ごしやすい
実はこの温泉、2017年の夏にオープンしたばかり。
ロッカーは大きくハンガーが備え付けられておりジャケットやYシャツを入れてもシワにならないのが嬉しい。
マッサージチェアも置かれていたので、入浴後のリラックスタイムも快適に過ごせます。
温泉のシメは大内山牛乳で決まり
三重県の学校給食にも導入されている大内山酪農共同組合の乳製品。もちろん自動販売機が設置済み。
温泉で流した汗、乾いた喉を潤す一杯は最高です。
店名 | 安土城下の湯 |
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ジャンル | 湯治を目指した湯処 |
営業時間 | 11:00〜22:00 |
定休日 | 年中無休 |
電話 | 0596-43-2300 |
住所 | 〒519-0603 三重県伊勢市二見町三津1201-1 |